食育とは
今、毎日のように伝えられる子どもの身体と心の問題は、何が原因なのでしょう。肥満、糖尿病、4人に一人が出るというアレルギー疾患、疲れやすい、キレやすい子どもたち…。これは食生活の乱れが、大きな原因となっています。「食育」とは、子どもたちが自分で自分の健康を守り、健全で豊かな食生活を送る能力を育てようとするものです。
完全給食
当園では、栄養と健康の両面を考え、創意工夫を凝らした「完全給食」を行っています。主食を園で用意するので、温かくておいしいごはんが食べられます。専任の栄養士のもとで、乳幼児に適切な献立による、理想的なメニューを作っています。
園内での食育の取り組み
- 大豆製品は月3回以上使う
- 魚は週1回以上使う
- レバーは月2回以上使う
- 食器は有田焼を使用
- おやつは手づくりを週4回作る
- 自然食品のお菓子
- 1日1回おやつ時に炒ったいりこを食べる
- 自然食材を体感する(梅干しづくりなど)
朝ごはん毎日食べていますか?
朝ごはんは、一日を元気いっぱいに過ごすために必要な食事です。生活の夜型化などから朝は慌しいため時間がなく、食事がおろそかになりがちですが、成長期の子どもたちには、毎日欠かすことなくしっかりと食べさせる習慣をつけましょう。
朝ごはんはこんなに大切です
- 脳にエネルギーがいきわたり集中できるようになります。
- 体温が上昇して、血流がよくなります。
- 身体が活動するようになります。
- 肥満防止に役立ちます。
- 排便を促してくれます。
朝食づくりの基本
主食を決める
米などの穀類には、脳や体のエネルギー源になる糖質が多く含まれています。朝食メニューに欠かせません。
主菜を決める
卵や肉、魚には骨や筋肉をつくるたんぱく質や、長時間のスタミナ源になる脂肪などが多く含まれています。
副菜・飲み物・汁物を決める
野菜や果物には、体の調子を整えるビタミン類などが含まれています。牛乳など乳製品は、重要なカルシウム源です。